A.デジタル技術の進化と当社の環境について

当社は長年にわたり経営にデジタル技術を活用しており、2016年6月に経済産業省主催『攻めのIT経営中小企業百選2016』に選出されました。

独自開発の基幹システムである光栄総合管理システム「KTS」により、品質管理、原価管理、実績管理をトータルでサポートし、売上、仕入、受発注、生産管理等の総合的な管理を実施しています。また勤怠、給与管理等の社内管理もこのシステムに統合されています。

一方、昨今のデジタル技術の進展により、社会が変化するスピードは日を追う毎に加速し、デジタル技術を活かした新しい生産技術やサービスも数多く創出されています。当社を取り巻く競争環境も厳しさを増しています。今後は進化するデジタル技術を積極的に活用し、当社のQCDを進化させて、より付加価値の高い製品やお客様サポートを提供する必要があると考えています。

B.当社におけるDX戦略の推進について

DX技術を活用し建設機械のITC化(情報通信技術)を推進するお客様へ、当社では、各種センサの搭載を前提とした複雑かつ精密な板金加工を提供しています。製造工場においても、ITC技術やインターネットにつながる機器(IoT)、人工知能(AI)は、製品のつくり方に大きな変化を与えています。当社は、生産技術を中心にIoT技術、AI技術などを活用できるデジタルツールの導入、データの連携や活用などを進め、高度な板金加工を求めるお客様に満足いただけるよう努めてまいります。

C. DX戦略を推進するための組織

氏名 役職DX推進における役割 
坂本 侑仁専務取締役情報統括役員