マスクフィットテストを実施しました

令和5年4月1日から金属アーク溶接を行う作業場では、フィットテストを1年以内に1回実施することが義務付けられています。(厚生労働省のリーフレット)

フィットテストとは、金属アーク溶接作業中に発生する『溶接ヒューム』による健康障害を防ぐために装着しなければならない呼吸用保護具(防塵マスク)が適切に装着できているかを確認するためのテストです。

先日光栄でもフィットテストを実施しました。

(義務化後ギリギリ1年以内💦もう少し計画的に実施すべきでした💦)

フィットテストには定量的フィットテストと定性的フィットテストの二つの方式があり、光栄では定性的フィットテストを採用し実施しました。

定性的フィットテストは、防塵マスクを着けてフードをかぶり、甘味のある試験溶液を噴霧し、甘味を感じるかの有無でフィット性を確認するというものです。

3M製のフィットテストキットFT-10を購入し、動画で正しい手順を確認した上でテストを行いました。初回のテストでは、防塵マスク内に噴霧した甘味のある溶液が入り込んでしまい、不合格となった社員もいましたが、装着方法を見直した結果、2回目のテストでは甘味を感じることなく全員が合格しました🎉

フィットテストは、普段から正しく装着できているかの確認だけでなく、正しい装着方法を学ぶためにも有効だと感じました。
義務だからというだけでなく、自分達の健康と安全のために、今後も実施していきたいと思います!